7月12日(土)、福祉用具専門相談員の資質向上を目的とした「営業・モニタリング担当者スキルアップ研修会」を日置市中央公民館にて開催いたしました。

研修会の前半は、隼人店の福祉用具専門相談員(介護福祉士)が講師となり「移乗に関する知識を向上するための研修」を行いました。

・移乗介助とは?
・移乗介助と移動介助の違い
・移乗を行う際の注意点
・ボディメカニクス
・移乗時に役立つ福祉用具

などの内容を学んだあと、最後はスライドシートや移乗ボードなどの福祉用具や移乗サポートロボットなどを実際に体験しながら、それぞれの特長や実際に納品する時に説明しなければならない留意事項などを学びました。

【参加者のの感想】
「一つ一つの動作を勝手に進めず、利用者の表情や声掛けの理解度を確認しながら進めていくことが大事だと学んだ」
「安全に使用して頂くために、デメリットも含めしっかりとした説明をする必要があると感じた」

研修会の後半は、グループワークによる生活環境整備に関する検討会を行ないました。
実際に当社の福祉用具専門相談員が対応した利用者様の情報をもとに、

①寝室内の動線整備
②廊下からトイレまでの移動方法の確保と安全な夜間排泄
③外出時の移動方法の確保
④入浴時の安全確保

上記4点の相談に対して活発な議論が行なわれ、利用者様が安心、安全に在宅で生活されるための提案プランを各グループごとにまとめました。
最後は各グループの考えたプランを発表する時間を設け、他のグループとの提案内容の違いや、参考にすべきポイントなど興味深く発表者の話に耳を傾けていました。

【参加者のの感想】
「話し合い中で初めて聞く福祉用具も出てきて、都度検索しながら参加できとても勉強になった」
「ご本人の意思を大事にしながら選定する様子を見てとても勉強になった」
「段差を解消するために、床を下げたり、リフトを設置したり各グループで様々な視点があると感じた」

それぞれの利用者様に合った最良の生活環境整備がご提案できるよう日々精進し、今後もサービスの向上に会社全体で取り組んで参ります。